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2019/02/26 14:55

『窓をあけて、私の詩をきいて』(著・名木田恵子)


大切な想いをそっと、抱きしめるー


主人公・水鳥(みどり)には咲野(さくや)と暁生(あきお)という大切な幼なじみがいる。

三人の仲間の中で、水鳥は秘密を抱えている。

ひとつは、詩を書いていること。もうひとつは、同性の咲野に特別な感情を抱いていること。

中学2年の秋、暁生の友人の眩(げん)が仲間に加わり、

水鳥の詩が彼の目に触れたことで、三人の関係が少しずつ変わっていく……。

相手を想えばこそ言葉にできない切なさを鮮やかに描く、永遠・普遍の恋物語。


詩人・文月悠光氏絶賛! 本書に寄せるエッセイ「わたしたちの夜明け」を書きおろし。


名木田恵子(なぎた・けいこ)

東京都生まれ。児童文学作品を中心に幅広く活躍。

作品に『赤い実はじけた』(PHP研究所)「ふーことユーレイ」シリーズ『風夢緋伝』(共にポプラ社)『レネット 金色の林檎』(金の星社)『小説キャンディ・キャンディFINAL STORY』(祥伝社)『ラ・プッツン・エル 6階の引きこもり姫』(講談社)など。


四六判・上製・192頁

ISBN:978-4-907108-30-4

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